3歳からピアノを始め、兵庫県立西宮高校音楽科、桐朋学園大学音楽学部卒業後渡独し、ニュルンベルク音楽大学にて修士課程をW・マンツ教授の元で学ぶ。満場一致の最高点を取得卒業後、マイスタークラス課程に進学し、ドイツ国内でも珍しい Ausgezeichnet (最優秀)を得て卒業する。在学中に教授の推薦を受け、奨学生としてウィーン国立音楽大学に留学。
これまでにスタインウェイコンクール(独)、エウテルペコンクール(伊)等をはじめ、数々の国際コンクールにて優勝。日本では石川国際ピアノコンクールにおいて、金賞、審査員特別賞、邦人作品賞及び聴衆賞の最多を受賞する。ソリストとして活動する傍ら、室内楽の世界に魅了され、ヴァイオリンデュオ、ピアノデュオ、ピアノトリオ、等様々な編成に取り組み、ルーマニア、フランス、イタリア等ヨーロッパ各地の歴史ある国際コンクールにて優勝を飾る。
室内楽奏者として高い評価を受け、バンベルク交響楽団やニュルンベルク交響楽団の団員と楽団主催室内楽コンサート等で多数共演する他、ベルリン放送交響楽団のソロオーボエ奏者兼ニュルンベルク音楽大学教授C・デント氏に抜擢され、ニュルンベルク音楽大学でコレペティトゥアとして後進の指導に当たる。2018年からは固定アンサンブルとして、ピアノトリオYugenTrioを結成し、2020年度青山音楽賞バロックザール賞受賞。 その他著名な教授陣が集まる、マスタークラスであるハウスマルトゥーや、スイス・ビール音楽祭にピアニストとして招待される。 これまでに、轟木裕子、新井博江、伊藤恵、M・クリスト、W・マンツにピアノを、室内楽を、アルバンベルク四重奏団、ハーゲン四重奏団、アルテミス四重奏団、エベーヌ四重奏団、カザルス四重奏団、フォーレ四重奏団、トリオヴァンダラー、ダニエルゲーテ、ウェンシンヤンに師事。